個展展示作品集

Selber Porträt / セルフポート
               :2005年5月作成 
人は、幻想と現実を持っています。
この作品では、「写真が幻想」「額縁が現実」を
表しています。
私自身の球体が、世の中と言った空間の中で
存在感を主張しています。
額縁には、ドイツ・ベルリンのクリスマス市の模様を
使用する事で現実を現しています。


Eigenes Gefühl / それぞれの感覚
               :2006年8月作成
人の眼は感覚・考え方を表し、又人は
十人十色の考え方があると言われます。
人の眼を配列する事で人には個性がある
事を表した作品です。

それぞれの目は、大学のクラスメートの
ものです。
作品では、立体紙を使用する事で、
眼のリアリティーを持たせました。

Die Vergänglichkeit des Lebens /
 人生のはかなさ
」 : 2006年8月作成 
写真・新聞・墨絵とのコラージュ
写真は、ドイツ・デュッセルドルフの蚤の市にて
撮影しました。毎週撮影に通う中様々な人間模様を
見ました。
蚤の市で売られる商品とそれを売る人達と
買う人達。
その場にいるだけで、
タイムスリップしたような世界。
その中で私は、ある種の「人生のはかなさ。」を
感じてしまいました。
「Zwischen Raum / 部屋と部屋の間」
        :2006年2月スイスにて撮影
 
雪と太陽を二重露光 
天候が良く、雪の中にキラキラとダイアモンド
のように光り輝いているいくつもの小さな光を
見つけました。
日本では、このような様子を見た事が無く、
とっても綺麗でした。
その光源である太陽と反射光を
二重露光する事により、
上記テーマにしたかったのです。
太陽と反射光の間・部屋と部屋の間です。

「Zwischen Raum / 部屋と部屋の間」
       :2006年2月スイスにて撮影
墓地、枯葉と雪との三重露光 
思わず、何かに吸い寄せられるような感じで
上記三つを三重露光していました。
私の中で、ビビーンと来たのです。
故人がいつも眺めている風景(枯葉と雪)、
決して交わるはずの無い世界。
そんな世界を重ねる事により、
「部屋と部屋の間」の時空を超えた距離間と
物悲しさを表現したかったのです。
「Zwischen Raum / 部屋と部屋の間」:
          :2006年2月スイスにて撮影

薔薇と暖炉の火を二重露光 
私の好きな花の一つである薔薇を
私自身に譬え、  
自分の中にあるメラメラと燃えるような心を
暖炉の火で譬えました。
薔薇と炎が私自身でその他との間と距離間、
「部屋と部屋の間」です。

「Zwischen Raum / 部屋と部屋の間」
2006年3月オーストリア・ウィーンにて撮影
ビー玉と私
私は、ビー玉等の丸い被写体を好んで撮影して 
いるのです。
丸い物を人間に譬えて撮影しています。
私とその他の人達との距離間「部屋と部屋の間」
を表現してた作品です。

近いような遠いような距離。
Selber Porträt / セルフポート
           :2005年9月作成


Ein öffentlicher Raum / 公共の場所
           :2005年11月作成

写真・水彩画・墨絵のコラボレーション 
私は、大好きな美術館の入り口で
何時間も
ぼんやりと座り込んでいる時があります。
「公共の場所」そんな大勢の人を見ていたら人々の
エネルギーが天空に昇り、
天空のエネルギーを人々が受けているのを
感じ作成した作品です。

Selbstgespräch / 独り言
           :2004年8月作成

写真と墨絵のコラボレーション
Leeres Gemüt / 空っぽの心
              :2004年8月作成

 写真と墨絵のコラボレーション
Ich bin eine Schlange./ 私は、蛇!
               :2004年6月作成
写真と墨絵のコラボレーション
半紙に写真印刷し、日本画とコラボレート
する手法は作品作成当時初の試み

Ich bin Yuko. / 私は、ゆうこ。
                :2004年6月作成
写真と墨絵のコラボレーション
半紙に写真印刷し、日本画とコラボレートする手法は
上記と同じく作品作成当時初の試み

ちょっとお姫様気分で、雛壇のお雛様のように
あしらってみました。
Erinnerung in London / 
 ロンドンでの思い出
」 :2005年8月作成
ロンドンへ課外講義に行った時の様子を、
壊れたCDを再利用してパッケージ商品のように
仕上げてみました。
私の中の「おおー、これぞ英国!」です。
壊れたCDをリサイクル利用するのも、
私のテーマの一つです。
その他にもCDを用いた作品を作成しています。
Ohne Titel / ノーテーマ
             :2005年5月作成
あるドイツのギャラリーでプロジェクターの前に   
立ちセルフポートしました。
自分の中から光が放射しているかのように
撮影出来ました。
その写真を対象2枚にしアクリル絵の具と
ビーズを用いて自分から発するエネルギーを
更にパワーアップしています。
Die Menschen und Natuar koexistieren/
人々と自然との共存
」: 2005年8月作成
スペイン・バルセロナの海で見た、魚達。
日本では考えられない位綺麗な海、
のびのび泳いでいる魚達を見て感動し
思わずシャッターを切っていました。
ビー玉は、私にとって人を現していています。   
そんな大好きな2枚の写真を重ねて、  
テーマ通り「人々と自然の共存」を
表現したくなりました。
Unterwasserblumen / 水中花
                :2005年7月作成
バックグランドの写真は、
雑貨屋さんの前にあった
人より高い大きな水槽です。
その中から出ている、水疱がとても綺麗でした。
その中には花が無かったので花を泳がせてみたく
なったのです。
Ohne Titel / ノーテーマ
              :2005年3月作成
Viele Lebenskraft / 元気一杯!
                 :2005年6月作成
バックグランドのモチーフは、ドイツに住んでいた
ビーレフェルドの自宅の庭で撮影した物です。
ドイツは、本当に緑が豊かで野花も元気に咲いて
います。野菜達も美味しくて、そんな、素晴らしい
自然をどうしても表現したくて作成した作品です。
野花とそっくりな造花を挟み込んで、
立体化しました。
浮き上がって来る感じがとっても可愛いの!

Memory / 神経衰弱」:2005年6月作成
欧州では、収集した写真をそのまま展示する
写真家が多いのですが、
私はどうしても面白く展示したかったので
神経衰弱にしてみました。
ご来場のお客様に直接触れて頂いてOKな作品です。
神経衰弱にトライする人、
その反対側ではその様子を伺えるよう、
透明の台紙にセットアップしています。
写真は、欧州各国の「自動販売機」です。
皆さんと共に楽しめる作品です。
是非、欧州に旅行に行った気分でトライしてみて
下さい

Freundschaft / 友情」:2005年4月作成
クラスメートの顔がお花の丸い花弁の中に
入っています。
その花をビニールの紐で結び合わせ、
ネックレスにしました。
今回更に、透明のアクリル板に挟み込み
両面からご覧頂けます。

沢山の友達に囲まれた、
幸せネックレスです。
*Available Light 」 : 
          :2006年5月撮影
*その場の光を利用して、
        ノンフラッシュで撮影の意味
私の大好きな美術館の入り口で
上記
Ein öffentlicher Raum /
公共の場所
と同じ場所で撮影。
*Available Light 」 : 2006年5月撮影
*その場の光を利用して、
        ノンフラッシュで撮影の意味

同じく、大好きな美術館内で撮影
マリアさまがイエスキリストを抱きかかえている
姿は世界共通で、母親が子供を思う気持ちが
伝わって来て・・・
思わず、ノンフラッシュでシャッターを
切っていました。

Streiflicht / ひとすじの光
            :2006年5月撮影
ここは、私の好きな空間で大学の構内で
吹き抜けになっています。
太陽の一筋の光を受けて、
元気に今日も一日頑張ろうと願いを込めて
撮影しました。
Spiegel / 反射」:2006年5月撮影
こちらも大学の構内です。
防寒用の二重窓のガラス越しに
二重に写し出されたライト。
何だか、目に見えない向こうの世界に繋がって
いるような気がして、
シャッターを切っていました。







1.フォトコラージュ等

2.Zwischen Raum / 部屋と部屋との間

以下の4作品全て共通テーマ

3.写真と墨絵、水彩画等とのコラボレーション

4.写真とその他のコラボレーション

5.写真とプラスティックのコラボレーション 
                       ゆーこの透明の世界

私は、プラスティックの透明感が大好きです。
太陽光や照明に照らし出されたら、本当に綺麗!

会場の都合により、一部連絡無しに展示品が変更される場合がございます。
その際は、予めご了承下さい。

6.モノクロ写真 Ships店内2階展示品

7.「Available Light」 Ships店内1階展示品

以下の作品は、「Available Light」でのノンフラッシュ撮影 
私は、自身の個人テーマでもノンフラッシュで撮影する事が多いです。
それは、その場の雰囲気と光がそのまま伝わって来て温かみを感じるからです。