Rahmen Serie / フレーム シリーズ

「Selber Porträt / セルフポート」 : 2004年5月作成

「Gotteshand / 神様の手」 : 2005年5月作成


私は、産まれながらの神道で神様の存在を心から信じています。
人間は、神様の手の中でコロコロと生かされていると言う考えから
この作品は、手に球体(人)がコロコロと生かされているのを
表現したかったのです。
真ん中の写真は、自分の手で球体を持ち自分の影を写り込ませて
います。
その周りのフレームに大学の友人に球体を持ってもらい
その球体に本人の影を写り込ませています。
大学での友情と人間社会を表現しています。
人は、決して一人では生きて行けないのです。

2004年度は、以前の大学のテーマで「Schönheit/美しいもの」で
セルフポートしていました。
その時に、普通にセルフポートするだけで無く・・・様々な自身を表現したくて
多面性の自分を表現する為に、違った自分をフレームに仕立て上げました。
フレームシリーズ初の作品。

「Freundschaft / 友情」 : 2006年7月作成

今年の夏にCちゃんが遊びに来てくれました。
彼女とは、大の仲良しで・・・本当の姉妹のようです。
普通、女性同士の友情で・・・これは、身内で無いと言えないなぁーと
言うような、きつい言葉でハッキリ言っても決して壊れることの無い
永遠の友人です。
あっさり言って、かなり小気味良い程・・・喧嘩や言い合いもしています。
でも、大好きで心から互いに信じていて・・・。
そんな、私達の友情を表現してみました。
フレームは、色んな私達の模様を表現しています。

「Noch eine Pizza in Europa / ヨーロッパでもう1枚のピザ」: 2005年6月作成

この時は、上記テーマで本当に様々な所でピザを食べ歩きました。
同じテーマで1冊の本にまとめた物もありますが、
私は、上記1枚だけで全ての情報をまとめたこの作品を
気に入っています。
撮影の内容は、看板、ピザ、釜、ピザを作っている人に自身のセルフポートです。
その内容を、フレーム等にあしらいました。
皆さん もちろん、撮影後は・・・当分の間ピザが食べれなかったのは
言う迄もありません。もう、ピザなんか見たくもありませんでした。
こんな私の珍道中写真です。

 注意:実際に様々な所で食べ歩きましたがジョークで全て別の場所です。

「Selber Porträt / セルフポート」 : 2005年5月作

人は、幻想と現実を持っています。
この作品では、「写真が幻想」「額縁が現実」を表しています。
私自身の球体が、世の中と言った空間の中で存在感を主張しています。
額縁には、ドイツ・ベルリンのクリスマス市の模様を表現する事で
現実を現しています。